マジラインプールのメンテナンスについて

  • マジラインプールのメンテナンス


    マジラインプールのメンテナンスには
    『ろ過装置による循環ろ過』と『適切なメンテナンス』を行い
    プール水を管理する必要があります。

    『ろ過装置による循環ろ過』は「フィルタレーションシステムの稼働」

    『適切なメンテナンス』はメンテナンスの基本6

    が必要となります。
    プールを気持ちよく安全にお使い頂くために重要なメンテナンスです、
    プール管理を適切に行いましょう。



  • メンテナンスの基本6


    01 ゴミをとる
    02 壁・床清掃
       「プール内の清掃」
    03 フィルターカートリッジ清掃
       「フィルタレーションシステム部品の清掃」
    04 水質検査
       「PH値の測定」「DPDの測定」
    05 薬剤投入
       「PH値の調整」「塩素による殺菌」
    06 水位確認
       「プール水がろ過循環するように水位を保たせる」



01 ゴミをとる

基本プール内を浮遊するゴミは、プール水を反時計回りに循環させ
高性能なろ過装置で回収をします。
有機物は水質悪化の原因になります。
落ち葉や虫など浮遊物があれば付属するアミですくい取り除きます。



02 壁・床掃除

水際は汚れが付着しやすいので、壁の汚れを専用ブラシ(大)で落とします。
汚れが目立つ場所は小さい専用ブラシを使います。
沈んだゴミや砂はブラシ等で浮遊させるとろ過装置が吸い込みます。



03 フィルターカートリッジ清掃

プール内を浮遊していたゴミはろ過装置内に回収されます。

ろ過装置内にはバスケットとフィルターカートリッジが組み込まれています。
葉っぱや虫などの大きなゴミはバスケットに回収されます。
バスケット内のゴミを捨てます。
フィルターカートリッジの汚れはシャワー水栓で洗い流します。

※清掃する頻度はプールの使用状況で変わります。
※フィルターカートリッジの清掃は高圧洗浄機は使用できません。



04 水質検査

清潔で澄んだプール水をキープするための大切な検査です。

PH値と塩素濃度を測定します。
マジラインプール専用の水質検査キットを使用して短時間で測定できます。

PH値が酸性・中性・アルカリ性なのかを測定します。
測定後に中性に戻るようにPH調整剤を投入します。
※PH理想値は中性である7.0~7.2です。

プール水が塩素で消毒殺菌されているか塩素濃度を測定します。
測定後に塩素濃度が理想値より低ければ塩素投入を行います。
※安全かつ快適に泳ぐことができる塩素濃度の理想値は0.4~1.0mg/L です。

マジラインプール専用の水質検査セットが付属されています。
マジラインプールの水質検査はとても簡単です。
水質検査はプールを安心・安全・快適に使用して頂くうえでとても大切です。

プールを使用される前に水質検査を行いましょう。
プールを使用されない場合でも、週に一回は水質検査を行い、
清潔で澄んだプール水をキープするために水質検査を実施しましょう。



05 薬剤投入

水質検査の結果をふまえ、プール水管理用の薬剤をろ過装置内のバスケットに投入します。

PH値測定後に中性に戻るようにPH調整剤を投入します。

塩素濃度測定後に消毒殺菌が行われるように適量の塩素剤を投入します。

※マジラインプール指定の薬剤「プールクリーン」を使用してください。
 他の塩素と混ぜると危険なガスが発生する可能性があります。
※薬剤を取り扱うときはゴム手袋等を着用してください。



06 水位確認

プールを使用すると波が経ってプールサイドにプール水があふれたり、
泳いだあとプールサイドに出たときの体に付着した水滴、
夏場や中間期、温水化による水の蒸発で水位が下がります。

水温の上昇や風が強く吹いている時は、プール水の蒸発量が増えます。
また、中間期や温水化での蒸発量は想像以上に水位を下げます。

水位が下がると正常にプール水がろ過循環できなくなります。 水位が下がっていないか定期的にチェックして気を付けましょう。 規定の水位より下がった場合は水道水を加えて足しましょう。



  • プールのメンテナンスに便利な水中お掃除ロボット

    ドルフィンアクア プール専用水中掃除機



  • プール内の床に沈んだ砂や枯れ葉などのゴミを吸い込みます。

    マジラインプール ハンディバキューム



  • 充電式コードレスタイプのプール専用水中掃除機

    KOKIDO コードレスクリーナー



もしもプールに藻が生えてしまったら…

花粉の時期や枯れ葉が落ちる有機物が多く飛び交う時期に、万が一プール内に藻が生えてしまったら、

まずはプールクリーンのショック塩素を適量(※)バスケット内に投入しましょう。
パーフェクトフィルター(ろ過機)を24時間運転し続けてください。
そして、1日に3~4回程度フィルターの掃除を行ってください。

ショック塩素で藻が白くなり浮遊し始め、プール内の循環でフィルターに回収されます。
フィルターを綺麗に清掃することで、元の綺麗なプール水に回復することができます。
上記をお試しいただき、改善されない場合は、プールカンパニーまでご相談下さい。

適量(※):お引き渡し時の取扱説明書をご覧ください。

マジラインプールのメンテナンスのポイント!!

① プールメンテナンスの頻度は1週間に1~2回程度。
   ※使用頻度や利用者数で清掃回数は変わります。施設系プールはスタッフまでご相談ください。
  1)プール内のゴミ取り
  2)プール内の床・壁面の清掃
  3)フィルターの清掃
  4)簡易水質検査
  5)塩素の投入・PH値の調整
  6)水位の調整(加水)


② 1年に1~2回程度プール水の1/3の水を交換する。
   ※塩素内に含まれる安定剤を稀釈させます。
   ※安定状態になったプールは時期を見てプール水の5/4の水を交換する。


③ プール内に有機物が入らないようにする。
  1)プールカバーを掛けてゴミが入らないようにする
  2)プール水中お掃除ロボットを利用してプール床・壁面を掃除する
  3)台風の後や大人数が利用した後はメンテナンスを必ず行う

メンテナンスフリーではないです。水質維持管理は大切です。
※施設用プールはスタッフまでご相談ください。



マジラインプールの安全性

マジラインプールの水質検査を専門機関に依頼した結果、
厚生労働省通知水質基準・文部科学省学校環境衛生基準では、
一般細菌数の基準は「200CFU/ml(菌量の単位)以下」ですが、
マジラインプールでは、なんと一般細菌数が0CFU/mlでした。

大腸菌の検出も無く、その他の水質基準も適合し、
マジラインプールの安全性を数字の上でも証明しました。

マジラインプールの高性能ろ過機「パーフェクトフィルター」の
実力は透明度の高いプールとして高評価を頂いています。



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